◇◆◇ カイト ◇◆◇ 近頃、嫌なことが続く。もしかして厄年だろうか。厄年って何歳なのだろう。この世界に厄年があるのかも知らないけど。 久しぶりに会ったクズ団長は相変わらず最低な奴だった。殴り殺してやろうかと思ったけど、さすがに王国騎士団長の目の前…
◇◆◇ ミネラウヴァ王国騎士団長 ◇◆◇ 退魔兵団の団長は兵士たちによって選抜される。全員参加の投票で選ばれるということになっているのだ。王国から危険視されるような力。それを世襲で受け継ぐというのは望ましい形ではない。この理由から、あまり例を見ない…
◇◆◇ ミネラウヴァ国王 ◇◆◇ これも開戦の兆しのひとつ、ということなのだろうか。カンバリア魔王国の動きが大きくなっているのは間違いない。事もあろうに王国騎士団の騎士の中に悪魔がいた。しかも騎士団長の側近として。あってはならない事態だ。 どのよう…
◇◆◇ カイト ◇◆◇ パトリオットが燃やしてしまったのは鍛錬道具が保管されていた倉庫。幸いにも貴重な品はなく、怪我人も出なかったけど、建物を全焼させてしまったことで騎士養成学校から呼び出しをくらうことになった。当たり前といえば当たり前だけど、どう…
◇◆◇ カイト ◇◆◇ 王立騎士養成学校内の雰囲気が変わった。校内には常に張りつめた空気が漂っている。良い雰囲気とはとても言えない。そうなった理由はすぐに耳に入った。コルテス君に頼るまでもなかった。校内のあちこちで同じ話がされているのだ。嫌でも耳に…
◇◆◇ ミネラウヴァ国王 ◇◆◇ ウイリアムの護衛についていた七星将のマントルが魔王国の将を倒した。この報告を受けた時は喜び、安堵もした。我が国にはカンバリア魔王国と戦う力がある。これが証明されたのだ。 倒したのは八芒星将の一人。相手は八芒星”王”を…