月の文庫ブログにて掲載している小説の一覧です。話数が増えてくると、ブログ形式では第一話を探すのが面倒かと思って、このページを用意してみました。 ※2019年11月20日「全話一覧」へのリンク追加 少しずつですが掲載小説は増やしていきたいと思っています…
考えてみれば勇者パーティーというのは定員は何人なのだろう。今の有力候補は勇者である王子様と聖女という呼称がまったく似合わない性悪女。性悪女のお仲間で、人でなしの二人。この四人だ。 たった四人でカンバリア魔王国に攻め込み、魔王を倒す。こんなこ…
どうしてこのようなことになるのか。「狙う相手を間違えていませんか?」と言いたいところだが、これを言っても事態の解決にならないことは分かっている。実際に間違いであっても、「そうでした。では失礼」なんて言って、相手が去ってくれるはずがない。襲…
悪魔を見逃してしまった。どうしてそんなことになったのか。自分でも良く分からない。やってはいけないことだという思いは勿論あって、そうであるのに実際の行動はそれに反するものを選んでしまったのだ。 以前であれば、考えられない行動だ。容赦なく悪魔は…
少し話は聞いていたけど、これが勇者パーティーにとっては騎士学校の野外授業らしい。正直、「これで良いのか?」と思う。勇者と聖女の存在を国民に広く知らしめることには意味がある。こう言うけど本当に意味があるのか、自分には疑問だ。国民にとっては、…
ウォーリック公爵の領地は王国北部にある。カンバリア魔王国との国境がある北に領地を持つ意味。それは王国の盾として頼りにしているということだ。元は王家に繋がる血筋のウォーリック公爵家。王国、国王から信頼を預けられる家だったのだ。 その領地は、公…
ウイリアムとの間に出来た溝が一向に埋まらない。騎士学校の二年目になってからは、誰よりも共に過ごす時間が長くなっているというのに、それは関係改善にまったく役立っていない。「なにを意地になっているのか」と怒りを覚えていた時期もあった。だが、こ…