月の文庫ブログ

月野文人です。異世界物のファンタジー小説を書いています。このブログは自分がこれまで書き散らかしたまま眠らせていた作品、まったく一から始める作品など、とにかくあまり考えずに気の向くままに投稿するブログです。気に入った作品を見つけてもらえると嬉しいです。 掲載小説の一覧(第一話)はリンクの「掲載小説一覧」をクリックして下さい。よろしくお願いします。 

更新!「月の文庫ブログ」掲載小説一覧

月の文庫ブログにて掲載している小説の一覧です。話数が増えてくると、ブログ形式では第一話を探すのが面倒かと思って、このページを用意してみました。 ※2019年11月20日「全話一覧」へのリンク追加 少しずつですが掲載小説は増やしていきたいと思っています…

奪うだけの世界など壊れてしまえば良い 第60話 考えも食い違っているよう

彼女が何を考えているか分からない。自分一人で、このメンバーの中に入ろうと、どうして思えるのか。それともこれはただの偶然なのか。偶然、いつものメンバーになったところに彼女だけが紛れ込んできただけなのか。 そんなはずはない。学校側が本当に今回の…

奪うだけの世界など壊れてしまえば良い 第59話 食い違う思い

状況は最悪。今はとにかくウィリアム王子との関係改善を実現すること。その為には悪役令嬢クリスティーナとの停戦も止むを得ない。イーサンとアントンは相談して、こう決めたと伝えてきた。私も賛成。ウィリアム王子とは会話どころか会うことさえ出来ない。…

奪うだけの世界など壊れてしまえば良い 第58話 決して埋まることのない溝

勇者と聖女。近い将来、肩を並べて魔王と戦う二人が今、共にいる。こんな風に思える人は今この場にはいないだろう。王子様は完全に聖女候補を無視している。無視というより、クリスティーナしか見えていないが正しいのかもしれない。あくまでも女性の中では…

奪うだけの世界など壊れてしまえば良い 第57話 また野外授業

新年の賑わいも落ち着き、王立騎士養成学校は平常運転に戻った。入学して、もうすぐ一年という時期になって思ったのは、この世界の学校は結構、ハードということだ。夏休みがない。冬休みも大晦日から二日までの三日間しかなく、春休みも同じ三日らしい。長…

継ぐ者たちの戦記 第58話 女の戦い、とは違うけど

勇者ギルドの会議を終えたアークとミラの二人は、軽食をとりながら食堂で打ち合わせ。サークル王国から帰国して、すぐに誘拐事件の依頼を引き受けさせられた二人。次の依頼が未定で自由な時間が得られそうなので、これからのことについて、ゆっくりと話し合…

奪うだけの世界など壊れてしまえば良い 第56話 一枚岩にはほど遠い

異世界転生の始まりは最高だった。ミネラウヴァ王国の貴族の中で頂点に立つウォーリック侯爵家の跡取りという立場。元の世界でも何不自由のない暮らしと言える裕福な家で生まれ育ったが、身分制のある世界は贅沢のレベルが違う。 子供の頃から何人もの従者、…