月の文庫ブログ

月野文人です。異世界物のファンタジー小説を書いています。このブログは自分がこれまで書き散らかしたまま眠らせていた作品、まったく一から始める作品など、とにかくあまり考えずに気の向くままに投稿するブログです。気に入った作品を見つけてもらえると嬉しいです。 掲載小説の一覧(第一話)はリンクの「掲載小説一覧」をクリックして下さい。よろしくお願いします。 

更新!「月の文庫ブログ」掲載小説一覧

月の文庫ブログにて掲載している小説の一覧です。話数が増えてくると、ブログ形式では第一話を探すのが面倒かと思って、このページを用意してみました。 ※2019年11月20日「全話一覧」へのリンク追加 少しずつですが掲載小説は増やしていきたいと思っています…

奪うだけの世界など壊れてしまえば良い 第150話 エピローグ、これで終わり

◇◆◇ エミリー ◇◆◇ カンバリア魔王国に捕えられた私は、転移魔法陣を使って、魔王国の都に送られた。そういえばカイトにはこれがあった。この世界で最速の移動手段は翼竜。でも翼竜は絶対数が少ない上に、人を乗せて飛んでいられる時間はせいぜい三時間。長距…

奪うだけの世界など壊れてしまえば良い 第149話 しつこく、エピローグ

◇◆◇ エミリー ◇◆◇ カンバリア魔王国の砦は、思っていたよりも、遥かに簡素だった。立派なのは正面の防壁だけ。その裏の、砦の中は木造の建物がいくつか建てられているだけ。軍人ではない私でも、防御力はそれほどでもないのではないかと思えるような作りだわ…

奪うだけの世界など壊れてしまえば良い 第148話 エピローグ その2

◇◆◇ エミリー ◇◆◇ 防壁を通り抜けると、その先には広大な平野が広がっていた。少し意外。魔族の国というのは、もっとこう、人が暮らしづらい土地のイメージだった。前世の知識からの、勝手な思い込みね。 道も、ミネラウヴァ王国側よりも遥かに綺麗に整備さ…

奪うだけの世界など壊れてしまえば良い 第147話 エピローグ

◇◆◇ エミリー ◇◆◇ カイトが魔族の軍勢だけを連れて、魔王国に向かってから三年。世界から争いが消えた。これが永遠でないことくらいは分かっているつもり。元の世界でも永遠の平和なんてものは実現していない。この先も、いつか誰かが、また争いを引き起こす…

奪うだけの世界など壊れてしまえば良い 第146話 グッドエンド、なのかな?

◇◆◇ 魔王=呪王 ◇◆◇ 大船を使って、大軍をいきなり、魔王国の都近くに送り込む。ザイズ王国の者共は考えたものだ。夜王に騙されたな。夜王はミネラウヴァ王国の勇者が、がら空きになった魔王国に精鋭部隊と共に侵入、我を討つと言っていた。だが、攻めてきた…

奪うだけの世界など壊れてしまえば良い 第145話 圧勝

◇◆◇ 剛拳王 ◇◆◇ 夜王が死んだ。勝てるはずのない相手と戦った結果だ。<魔王の柱>は先代魔王の側近たちの称号。その一人が幻夢夜姫だった。夜王とは比べものにならない幻影魔法の使い手。幻影魔法を使えない我でも、それを知っている。先代魔王の側近たちは…