月の文庫ブログにて掲載している小説の一覧です。話数が増えてくると、ブログ形式では第一話を探すのが面倒かと思って、このページを用意してみました。 ※2019年11月20日「全話一覧」へのリンク追加 少しずつですが掲載小説は増やしていきたいと思っています…
◇◆◇ エミリー ◇◆◇ カンバリア魔王国に捕えられた私は、転移魔法陣を使って、魔王国の都に送られた。そういえばカイトにはこれがあった。この世界で最速の移動手段は翼竜。でも翼竜は絶対数が少ない上に、人を乗せて飛んでいられる時間はせいぜい三時間。長距…
◇◆◇ エミリー ◇◆◇ カンバリア魔王国の砦は、思っていたよりも、遥かに簡素だった。立派なのは正面の防壁だけ。その裏の、砦の中は木造の建物がいくつか建てられているだけ。軍人ではない私でも、防御力はそれほどでもないのではないかと思えるような作りだわ…
◇◆◇ エミリー ◇◆◇ 防壁を通り抜けると、その先には広大な平野が広がっていた。少し意外。魔族の国というのは、もっとこう、人が暮らしづらい土地のイメージだった。前世の知識からの、勝手な思い込みね。 道も、ミネラウヴァ王国側よりも遥かに綺麗に整備さ…
◇◆◇ エミリー ◇◆◇ カイトが魔族の軍勢だけを連れて、魔王国に向かってから三年。世界から争いが消えた。これが永遠でないことくらいは分かっているつもり。元の世界でも永遠の平和なんてものは実現していない。この先も、いつか誰かが、また争いを引き起こす…
◇◆◇ 魔王=呪王 ◇◆◇ 大船を使って、大軍をいきなり、魔王国の都近くに送り込む。ザイズ王国の者共は考えたものだ。夜王に騙されたな。夜王はミネラウヴァ王国の勇者が、がら空きになった魔王国に精鋭部隊と共に侵入、我を討つと言っていた。だが、攻めてきた…
◇◆◇ 剛拳王 ◇◆◇ 夜王が死んだ。勝てるはずのない相手と戦った結果だ。<魔王の柱>は先代魔王の側近たちの称号。その一人が幻夢夜姫だった。夜王とは比べものにならない幻影魔法の使い手。幻影魔法を使えない我でも、それを知っている。先代魔王の側近たちは…