月の文庫ブログ

月野文人です。異世界物のファンタジー小説を書いています。このブログは自分がこれまで書き散らかしたまま眠らせていた作品、まったく一から始める作品など、とにかくあまり考えずに気の向くままに投稿するブログです。気に入った作品を見つけてもらえると嬉しいです。 掲載小説の一覧(第一話)はリンクの「掲載小説一覧」をクリックして下さい。よろしくお願いします。 

更新!「月の文庫ブログ」掲載小説一覧

月の文庫ブログにて掲載している小説の一覧です。話数が増えてくると、ブログ形式では第一話を探すのが面倒かと思って、このページを用意してみました。 ※2019年11月20日「全話一覧」へのリンク追加 少しずつですが掲載小説は増やしていきたいと思っています…

黒き狼たちの戦記 第45話 人に認められるということ

攻めるベルクムント王国とその従属国の連合軍は総勢一万六千。それに対するはフルーリンタクベルク砦に籠る中央諸国連合軍三百だ。砦を守る壁はあっても、そんなものはわずかな時間稼ぎにしかならない。ベルクムント王国にとっては勝利が確定している戦い、…

黒き狼たちの戦記 第44話 防壁の上で心の壁を感じた

山越えを終えたベルクムント王国軍は、すぐにフルーリンタクベルク砦に攻め寄せてきた。といってもその数は千ほど。残りは山を下りてすぐの場所で野営の準備を始めている。火薬を使って山道を切り開いたといっても、それは道を塞ぐ大岩があるなど、人力では…

四季は大地を駆け巡る #153 選択の時

ウエストエンド侯爵の戦死。この事実はパルス王国に衝撃を与えた。これまで何度も、まさかの事態が訪れ、その度に大いに揺れたパルス王国であったが、ウエストエンド侯爵戦死の報は、王国の崩壊を多くの人々に実感させるものだった。 南、東、西の三方での敗…

四季は大地を駆け巡る #152 もう一度

ユーロン双王国軍と対峙しているパルス王国軍に奇襲を仕掛けたライアンであるが、これまでの戦いのようにはいかなかった。奇襲といってもパルス王国軍は陣地内にいた。ユーロン双王国とは休戦状態にあるとはいえ、警戒を怠っていたわけではない。さらに想定…

四季は大地を駆け巡る #151 格の違い

ヒューガはレンベルク帝国の皇都に向かっている。レンベルク皇帝と会った後、何故かそういうことになったのだ。正直、ヒューガにとっては迷惑な誘い。やるべきことは沢山ある。国にとどまって執務に専念していたかったのだが、レンベルク皇帝に直接、帝国の…

黒き狼たちの戦記 第43話 聞いてないけど?

最前線となるガルンフィッセフルスでは、すでに先軍が戦っている。戦場に響き渡る爆発音。ベルクムント王国軍は新兵器を惜しむことなく、戦場に投入してきた。想定されていたことだ。だが初めてそれを見、それを聞くノイエラグーネ王国の兵士たちは、すっか…