月の文庫ブログ

月野文人です。異世界物のファンタジー小説を書いています。このブログは自分がこれまで書き散らかしたまま眠らせていた作品、まったく一から始める作品など、とにかくあまり考えずに気の向くままに投稿するブログです。気に入った作品を見つけてもらえると嬉しいです。 掲載小説の一覧(第一話)はリンクの「掲載小説一覧」をクリックして下さい。よろしくお願いします。 

更新!「月の文庫ブログ」掲載小説一覧

月の文庫ブログにて掲載している小説の一覧です。話数が増えてくると、ブログ形式では第一話を探すのが面倒かと思って、このページを用意してみました。 ※2019年11月20日「全話一覧」へのリンク追加 少しずつですが掲載小説は増やしていきたいと思っています…

『虚飾の勇者、陰の英雄』 〜影は泥土を、星は天を駆けゆく〜 第23話

召喚から三十八日目。今日は休日だ。プリニウス博士とは平日の午後に会うことになったソウ。休日は弟子としての拘束を免れ、完全な自由時間になった。 いつもと変わらない時間に起きて、食事を終えるとすぐに城を出た。王都の外でゴールデン・スライムの生死…

『虚飾の勇者、陰の英雄』 〜影は泥土を、星は天を駆けゆく〜 第22話

召喚から三十七日目。ソウが、午後をプリニウス博士の弟子として過ごすようになってから六日。ついにその時が訪れた。 <西の森>へソウは一人で行くようになっていた。初日、二日目とソウの薬草探しの手際の良さに感心したプリニウス博士は、採取をソウに任…

『虚飾の勇者、陰の英雄』 〜影は泥土を、星は天を駆けゆく〜 第21話

召喚から三十二日目。朝の日課を済ませたソウは石切り場に向かった。石切り場から補強工事の現場まで、切り出された石を運ぶ仕事は、午前中だけだが、続けることに決めたのだ。 鍛錬を考えてのことではない。頼んでいた特注背負子が出来上がっていたせいだ。…

『虚飾の勇者、陰の英雄』 〜影は泥土を、星は天を駆けゆく〜 第20話

召喚から三十一日目。ソウは王都に帰還した。 防衛都市カストラに到着して、そこで一晩を過ごしたソウは、その朝には王都に向けて出発している。なんとも慌ただしい行程だ。 そんなソウにケイとタイガは苦笑い。コトネは不満そうにしていたが、コルネリウス…

『虚飾の勇者、陰の英雄』 〜影は泥土を、星は天を駆けゆく〜 第19話

ソウは宰相と話をした翌日には王都を発って、カストラに向かった。ソウの気が変わらないうちに、送り出したいというユスティニア王国の思惑もあってのことだ。 ソウのほうには約束を破るつもりはない。納得できる条件もコルネリウス宰相には受け入れてもらっ…

『虚飾の勇者、陰の英雄』 〜影は泥土を、星は天を駆けゆく〜 第18話

召喚二十七日目。王都アウグスタ・ユスティニアの城では、緊急会議が開かれている。防衛都市カストラでツカサたちの身に起こったことが、早馬で知らされたのだ。 会議の出席者は、ヴァレリウス王国騎士団長を除き、毎日の定例会議と同じで、それにカストラか…