月の文庫ブログ

月野文人です。異世界物のファンタジー小説を書いています。このブログは自分がこれまで書き散らかしたまま眠らせていた作品、まったく一から始める作品など、とにかくあまり考えずに気の向くままに投稿するブログです。気に入った作品を見つけてもらえると嬉しいです。 掲載小説の一覧(第一話)はリンクの「掲載小説一覧」をクリックして下さい。よろしくお願いします。 

更新!「月の文庫ブログ」掲載小説一覧

月の文庫ブログにて掲載している小説の一覧です。話数が増えてくると、ブログ形式では第一話を探すのが面倒かと思って、このページを用意してみました。 ※2019年11月20日「全話一覧」へのリンク追加 少しずつですが掲載小説は増やしていきたいと思っています…

黒き狼たちの戦記 第87話 隠れていた事実が少しずつ明らかになる

愚者のメンバーは相変わらず鍛錬ばかりの毎日。朝早くから本部の訓練場に集まって、体力作りや剣の素振り、型稽古などの基礎訓練。昼食を食堂で済ませると、今度は屋敷に戻っての鍛錬だ。対戦するか分からない相手の弱点をいちいち探るつもりはないが、探ら…

黒き狼たちの戦記 第86話 繋がりを持つということ

いつもであれば様々な事柄についての議論が交わされているか、仕事とはまったく関係のない私的な会話で盛り上がっている執務室に今は、重苦しい空気が漂っている。部屋にいるのがディアークと普段から無口なトゥナの二人だけであるから、というわけではない…

黒き狼たちの戦記 第85話 人は変わる。それを知らないわけではないけれど……

ベルクムント王国の状況は悪化している。ただそれに気が付いているのは、まだ極限られた人たちだけ。国政に関われるような立場にある人たちだけだ。アルカナ傭兵団との戦いでの連敗が原因ではない。国王が引き起こす粛清の嵐が、さらにその激しさを増してい…

黒き狼たちの戦記 第84話 将来の可能性はひとつではない

対抗戦の開催が正式に発表された。名称は武術競技会で開催は感謝祭期間中。多くの団員に参加の機会を与える為に、前線に張り付いているチームも帰還出来る、その時期が選ばれたのだ。開催までは残り二か月。参加を迷っている人はまだ多いが、それに関係なく…

黒き狼たちの戦記 第83話 意外といえば意外な事実

二人で部屋を出たシュバルツとディアーク。並んで歩きながら話をするのは、結局、任務のこと。シュタインフルス王国の今後の見通しについて。中央諸国連合に引き込むことは可能か。可能であるとすれば何が必要か。ベルクムント王国の出方次第という結論が共…

黒き狼たちの戦記 第82話 なんだか分からないけど、こういうのは二度とごめんだ

シュバルツがアルカナ傭兵団の団長になることはない。トゥナのこの発言はディアークにとっては驚きで、シュバルツを排除したいと考えているルイーサもその真意を知りたがった。唯一、アーテルハイドだけは、少なくともシュバルツがその地位を喜んで引き受け…