月の文庫ブログ

月野文人です。異世界物のファンタジー小説を書いています。このブログは自分がこれまで書き散らかしたまま眠らせていた作品、まったく一から始める作品など、とにかくあまり考えずに気の向くままに投稿するブログです。気に入った作品を見つけてもらえると嬉しいです。 掲載小説の一覧(第一話)はリンクの「掲載小説一覧」をクリックして下さい。よろしくお願いします。 

更新!「月の文庫ブログ」掲載小説一覧

月の文庫ブログにて掲載している小説の一覧です。話数が増えてくると、ブログ形式では第一話を探すのが面倒かと思って、このページを用意してみました。 ※2019年11月20日「全話一覧」へのリンク追加 少しずつですが掲載小説は増やしていきたいと思っています…

SRPGアルデバラン王国動乱記~改~ 第9話 お友達と仲良くしています

午前中の鍛錬を終えて屋敷に戻った彼は、熱心に書物を読んでいる。日課としている勉強ではない。少し気になることがあったので、それについて書かれているであろう書物を何とか入手し、調べものをしているのだ。 彼が気になったのはリキのこと。正しくは、リ…

SRPGアルデバラン王国動乱記~改~ 第8話 無理やり、お友達を作らされることになった

午前中は郊外で、これ以上は限界と思うくらいまで自分の体を苛め抜き、彼女と合流して情報を交換し合ったり、相談したりして時を過ごす。午後はまず勉強。歴史書を読み、その内容に、裏にある真実に思いをはせる。それが終わると剣術の稽古、なのだが、それ…

SRPGアルデバラン王国動乱記~改~ 第7話 偽りであるはずの関係が深まっていく

新たな人生が始まるとすぐに前世での彼の記憶は急激に削られていく。半月もすればそのほとんどは残らない。さらにその後も緩やかに記憶は薄れていく。 その進行と共に彼の感情も変化する。前世が終わる瞬間の憎しみと悲しみ、悔いと虚しさが入り混じった複雑…

SRPGアルデバラン王国動乱記~改~ 第6話 プロローグは決められた設定に向かって進んでいく

他人との関わりは最小限に。彼は新しい人生の始まりから、それを心掛けてきた。心掛ける、という言葉は彼にとって都合の良い言葉であって、周りから見れば「避けてきた」もしくは「逃げてきた」という表現になる。 ただ、他人と関わっても彼の悪感情を刺激す…

SRPGアルデバラン王国動乱記~改~ 第5話 何気ない日常の変化

裏中央通りの広場に多くの人が集まっている。その人々の目線の先にあるのは大きな台。その台には太い柱が立てられ、その柱の上から綱が伸びている。先が輪になった綱。設置されているのは絞首台だ。 集まった人々のささやき声が重なって、大きな喧噪となって…

SRPGアルデバラン王国動乱記~改~ 第4話 自分一人ではないのだと知った

雇われた家庭教師が約束通り、彼に会いに来た。それを拒絶する理由は彼にはない。傍若無人なんて、十歳の子供に対するものとは思えない、評価を周りから受けている彼だが、実際の彼は理由もなく約束を破ることなどしないのだ。 ただ家庭教師が持ってきた多く…