月の文庫ブログ

月野文人です。異世界物のファンタジー小説を書いています。このブログは自分がこれまで書き散らかしたまま眠らせていた作品、まったく一から始める作品など、とにかくあまり考えずに気の向くままに投稿するブログです。気に入った作品を見つけてもらえると嬉しいです。 掲載小説の一覧(第一話)はリンクの「掲載小説一覧」をクリックして下さい。よろしくお願いします。 

更新!「月の文庫ブログ」掲載小説一覧

月の文庫ブログにて掲載している小説の一覧です。話数が増えてくると、ブログ形式では第一話を探すのが面倒かと思って、このページを用意してみました。 ※2019年11月20日「全話一覧」へのリンク追加 少しずつですが掲載小説は増やしていきたいと思っています…

霊魔血戦 第48話 二人が出会ったことの意味

特別士官学校での時間の多くはティファニー王女を鍛える為に費やされている。サーベラスとクリフォードが交代で鍛錬の相手を努め、彼女の相手をしていない時間で自分の鍛錬を行うというやり方だ。当然、サーベラスとクリフォードはそれでは満足しない。ティ…

霊魔血戦 第47話 また襲われた

サーベラスは特別士官学校の寮に入ることになった。本人の希望だ。正式に騎士団に配属された身でもないのに、そもそも騎士団に配属されたとしても城内で、それも奥で暮らすことなど許されるものではない。サーベラスの申し出は、あっさりと受け入れられた。 …

霊魔血戦 第46話 戦いはすでに始まっている

ティファニー王女が行っている鍛錬は、周りで見ている者たちにとっては、実に退屈なもの。ただただ同じ動きを繰り返しているだけのように見える。実際に細かい動きは異なっているが、そう見えても仕方がないものだ。ただし、見る側ではなく、実際にそれを行…

霊魔血戦 第45話 いつかは会うと分かっていたけど

特別士官学校に通う日々は、ジャスティンにとって、当初思っていたよりも退屈なものだった。宿霊者となっていない身では鍛えられるのは一般的な戦闘術。それは士官学校に通わなくても習えるものだ。実際に入学する何年も前からジャスティンは、一族の騎士た…

第44話 僧正の一族

特別士官学校は王城のすぐ隣、敷地の一部が城壁に接している位置にある。士官学校の敷地は広大と呼べるほどのものではない。五家の権力争いが始まる今でこそ、各家が人を送ってきて、それなりの人数が通っているが、通常は入学する生徒は毎年、数名程度。一…

第43話 残り火

何故、自分はここにいるのか。時々、こんな思いが頭に浮かんでしまう。年に一度、役人が街にやってきて行われる宿霊の儀式。その年はいよいよ自分たちの代が儀式を受ける番。かすかな希望を胸に抱いて参加した儀式で、クリフォードは宿霊者となった。 街にと…