月の文庫ブログ

月野文人です。異世界物のファンタジー小説を書いています。このブログは自分がこれまで書き散らかしたまま眠らせていた作品、まったく一から始める作品など、とにかくあまり考えずに気の向くままに投稿するブログです。気に入った作品を見つけてもらえると嬉しいです。 掲載小説の一覧(第一話)はリンクの「掲載小説一覧」をクリックして下さい。よろしくお願いします。 

更新!「月の文庫ブログ」掲載小説一覧

月の文庫ブログにて掲載している小説の一覧です。話数が増えてくると、ブログ形式では第一話を探すのが面倒かと思って、このページを用意してみました。 ※2019年11月20日「全話一覧」へのリンク追加 少しずつですが掲載小説は増やしていきたいと思っています…

SRPGアルデバラン王国動乱記~改~ 第73話 距離が近づく必要なんてないのに

誕生日パーティーはタイラーに二つのことをもたらすことになった。一つはフランセスとの関係。以前よりは、タイラーの感覚だが、二人の距離は縮まった。学院で顔を合わせた時には挨拶をするように、場合によっては二言三言交すようになったというだけのこと…

SRPGアルデバラン王国動乱記~改~ 第72話 三角、四角、五画……何画関係?

王国中央学院の授業は、実力者に対しては自由鍛錬を許しているが、全体としては段階を踏んで進められる。元々の教育方針はそういうものであり、自由鍛錬のほうが例外なのだ。 一学年の間、武系コースは基礎体力作りと剣術基礎が実技授業の中心。二学年になる…

SRPGアルデバラン王国動乱記~改~ 第71話 静かに暮らしたいと思っているのに

強くあらねばならない。これはタイラー本人の意思であるが、義務でもある。タイラーは南方辺境伯家、ディクソン家の後継者として、強くあることを求められている。四辺境伯家の中でもディクソン家は特別、個人の武勇を尊ぶ家風なのだ。 常に前線に立って味方…

SRPGアルデバラン王国動乱記~改~ 第70話 未来の可能性

レグルスがアリシアのクラスに顔を見せた。一学年の時にはなかったことが、新学期になってから、すでに二度目。それだけフランセスとの関係が近づいたのだと思って落ち込んだアリシアだが、それは勘違い。レグルスはフランセスに会いに来たのではない。アリ…

SRPGアルデバラン王国動乱記~改~ 第69話 恋愛シミュレーションではないはずだけど

夏休みが終わり、新学期が始まった。アリシアとしてはそれなりに満足出来る夏休みだった。鍛錬そのものは、かなり充実したもの。学院での授業よりも身になると思えるほどの中身だった。王国騎士団で鍛錬が出来たのだ。アリシアに、それに付いていけるだけの…

SRPGアルデバラン王国動乱記~改~ 第68話 揺れる気持ちと揺るぎない関係

アリシアは、さすがに両親の死を知った時ほどではないが、酷く落ち込んでいる。ここまで落ち込むことになるとは思っていなかった。完全な不意打ちで、心の準備がまったく出来ていなかったというのはあった。心の準備などを必要と思わないほど、安心しきって…