月の文庫ブログ

月野文人です。異世界物のファンタジー小説を書いています。このブログは自分がこれまで書き散らかしたまま眠らせていた作品、まったく一から始める作品など、とにかくあまり考えずに気の向くままに投稿するブログです。気に入った作品を見つけてもらえると嬉しいです。 掲載小説の一覧(第一話)はリンクの「掲載小説一覧」をクリックして下さい。よろしくお願いします。 

更新!「月の文庫ブログ」掲載小説一覧

月の文庫ブログにて掲載している小説の一覧です。話数が増えてくると、ブログ形式では第一話を探すのが面倒かと思って、このページを用意してみました。 ※2019年11月20日「全話一覧」へのリンク追加 少しずつですが掲載小説は増やしていきたいと思っています…

古龍の加護 第9話 ある日の出来事

この辺りでは一際大きな木。その大木の根元近くにある盛り上がった土、三つのそれにそれぞれ剣が突き立てられている。墓標代わりだ。 裏切った三人の騎士たちの墓の前で、じっと佇んでいるクロード。夜も明けて出発の時。最後の別れを惜しんでいるのだ。 「……

黒き狼たちの戦記 第71話 視えなかったものが視えるということ

シュタインフルス王国の状況は逐一、アルカナ傭兵団本部に伝えられるようになっている。状況は悪いものではない。アルカナ傭兵団として、中欧諸国連合として何をもって任務は成功というのか今となっては微妙だが、愚者から伝えられていた通りの展開になって…

黒き狼たちの戦記 第70話 お節介好きに年齢は関係ないようだ

グローセンハング王国の王都シュヴェアヴェルを訪れているヴォルフリックたちが拠点にしているのは、繁華街の裏路地にある安宿、を装っている黒狼団の隠れ家。ピークとクロイツが、コーツ一家の一員としてシュヴェアヴェルに進出したあとに作った隠れ家だ。…

黒き狼たちの戦記 第69話 再会の時は不意に訪れる

かなりの人気店であるエマの食堂だが、お昼時を過ぎれば客足も途絶え、店は閑散とした雰囲気に変わる。午後の仕事が始まり、食堂でのんびりしていられる時間の余裕はないのだ。逆にエマたち食堂で働く人たちにとっては一息つける時間。後片付けを終え、夜の…

古龍の加護 第8話 正義の所在

約束していた合流地点に別行動をとっていた護衛騎士たちが到着してから、さらに五日。ようやくティファニー王女たちは彼等と合流した。ディーノが異常なしと判断するまでに、それだけの日数を必要としたのだ。 そこからさらに森を北進。今度は護衛騎士たちに…

古龍の加護 第7話 稽古の時間

約束の合流地点に辿り着いたディーノたち。待ち伏せをされている気配はなかった。これは予想通り。それを許さないだけの早さで合流地点に到着しているのだ。それを確認したところでディーノたちは、また少し離れた場所に移動して、合流地点の監視を始めた。…