月の文庫ブログ

月野文人です。異世界物のファンタジー小説を書いています。このブログは自分がこれまで書き散らかしたまま眠らせていた作品、まったく一から始める作品など、とにかくあまり考えずに気の向くままに投稿するブログです。気に入った作品を見つけてもらえると嬉しいです。 掲載小説の一覧(第一話)はリンクの「掲載小説一覧」をクリックして下さい。よろしくお願いします。 

更新!「月の文庫ブログ」掲載小説一覧

月の文庫ブログにて掲載している小説の一覧です。話数が増えてくると、ブログ形式では第一話を探すのが面倒かと思って、このページを用意してみました。 ※2019年11月20日「全話一覧」へのリンク追加 少しずつですが掲載小説は増やしていきたいと思っています…

勇者の影で生まれた英雄 #166 過ぎ去りし時は

# 国王と王弟の争い、それにクリスティーナ王女派が加わったことでモンタナ王国の内乱は三つ巴の戦いになっている。最大の支配地域を有しているのは国王。王弟は支配地域こそ国王に比べると狭いが、ウェヌス王国軍を加えた軍勢の数では最大だ。支配地域の狭…

黒き狼たちの戦記 第100話 嘘も方便、という言葉もまた使い様

最初は小さな、揺らぎのようなものだった。言葉の中にある音、イントネーションのどちらとも違う揺らぎ。上手く説明出来ないそれが何を意味するかなど、最初はまったく分からなかった。 その意味を教えてくれたのはカードゲーム。相手が嘘、はったりを口にし…

黒き狼たちの戦記 第99話 世に放たれた狼たちが向かう先は

結局、森の中に作られた休憩所でシュバルツたちは一晩過ごすことにした。シュバルツたちは王都どころかノートメアシュトラーセ王国から出ようとしている。まだまだ先は長いのだ。無理することなく休める時に休んでおく。これがこの場所での野営をシュバルツ…

黒き狼たちの戦記 第98話 明かされた過去

ノートメアシュトラーセ王国、王都シャインフォハンの争乱は終息した。あくまでも王都内での戦闘が終わったというだけで、何かが定まったわけではない。その後の状況が見えてくるにつれて、混迷は広がっている。 反乱勢力の被害は甚大。近衛騎士団は壊滅とま…

黒き狼たちの戦記 第97話 残された者たち

ディアークの声は反乱側を大いに動揺させた。ディアークはまだ健在。もしこのまま彼を逃がしてしまうようなことになったら、反乱は失敗だ。オトフリートは反逆者となり、後継者の資格を失う。そうなれば、今は彼に従っている王国騎士団もディアークの側に付…

黒き狼たちの戦記 第96話 最後の時に見る夢は

城外にも異常事態が起きていることが伝わり始めている。王国騎士団が完全武装で、門に向かって駆け出していけば、何かが起きたことなど誰にでも分かる。だが、何かが起きていることは分かっても、一般の人々には何をどうすれば良いかなど分からない。せいぜ…